離乳食が終わった後にやってくるのが幼児食。
幼児食って何を食べさせたらいいのかすぐに思いつきますか?
私の体験を少しお話すると、離乳食はできる限り手作りで作っていました。
それは、私自身母乳ではなくミルクで育てていたことが、私にとって母親としてとても負い目に感じていました。だからこそ、離乳食からそれ以降のご飯は栄養のあるものをと思い張り切って作らなければと思い作っていました。
離乳食作りは手作りにこだわり、定期的にストックを作るために夜遅くまで作ったりいろいろな食材を試すために普段買わない野菜を買ったり、出汁が味覚の発展にいいと聞けば昆布・煮干しなどを取ったりと熱心にしていたわけです。
私なりに一生懸命に娘のためにご飯を日々作っていたある日、1歳の誕生日を迎える少し前ぐらいの時に保育園から言われたのです。
娘ちゃん食欲も十分あるのでそろそろ、離乳食から幼児食に変えましょうか?
はい!(はて・・・幼児食とは・・・?)
離乳食で力を入れてきた私にとっては幼児食は頭の片隅として食のステップとして理解はしていたが、どのように展開していくべきなのか、ノープラン。何も考えていなかったのだ。
一体何を食べさせたらいいのだろうか・・・?
そういう気持ちから、幼児食インストラクターの資格を取得するきっかけになったのだった。
幼児食とは・・・?
幼児食・・・1~6歳未満に食べる食事のことを指します。
当時の私は幼児食は6歳まで食べさせるものであることすらわかっていなかったのでした・・・
幼児食は離乳食から大人の食事へ移行するための大事なステップになっています。
離乳食のような柔らかすぎるものだったり大人ほどしっかりした固さのものであったりするとなかなか食べづらかったりします。
段階的に大人の食事に近づけていくために歯ごたえや味覚等を認識していく必要があります。
幼児食の区分
子どもの頃の栄養と食生活は今後の人生において健康と生活の基盤になるといいます。
子どもの発達段階や歯の生えそろえ、消化機能によっても食べさせるものなど変わってきます。そういったものを3段階に区分が出来るのです。
幼児食の3段階区分 | |
1歳~1歳6か月未満 | 幼児食移行期 |
1歳6か月~3歳未満 | 幼児食前期 |
3歳~6歳未満 | 幼児食後期 |
心と身体の発達や時期に合わせて食事の切り替えをしていく必要があります。
幼児食の役割とは・・・?
幼児食はだた子どもの発達段階によって上げる食事という役割だけではなく、色々な役割があります。
幼児食の7つの役割 | |
1、しっかりとした自我を育てる | 自我が育っていく時期。自分の意志で食べたがるようになっていきます。遊び食べや好き嫌い等の食事の悩みも出てきますが。これは成長の印でもあります。 |
2、生活リズムが整う | 1日3回の食事と1~2回のおやつを決まった時間に食べることで自然と起床、睡眠、遊びの時間が整い規則正しい生活沈むが身に付きます。 |
3、味覚の発達を促す | 食体験の積み重ねにより、味覚が発達してきます。離乳食ではうま味・甘味・塩味が中心だったのが、少しずつ酸っぱ味やほろ苦み等も体験させてく必要があります。 |
4、かむ力の発達に役立つ | 歯の生え具合と食べるスキルに合わせて食品の大きさや加熱時間を工夫することでかむ力を養います。 |
5、未来の身体をつくる | 元気に動くために必要な炭水化物、脂質、身体をつくるたんぱく質、身体の調子を整えるビタミンやミネラルをバランスよく摂取することで未来の身体の土台を作っていきます。 |
6、食べることの楽しさを学びます。 | 食べること=楽しいことを感じられると食べることへの意欲がわいてきます。 |
7、社会性やマナーが身に付きます。 | 食事を通して人と関わることで食事のマナーや社会性を身に着けることが出来ます。 |
子どもの発育には個人差があります。なので、子どもの発育に合わせて適量を探っていく必要があります。
なんかいろいろあるけどできるかしら?
大丈夫!少しずつ知っていけば問題ないです!
では、次回また詳しく幼児食に関して知っていきましょう♪
みなさん、こんにちは!幼児食について発信していきます!